概説
レオナルド熊門下のホープと、内山田洋とクールファイブのボーヤだったピースが、1978年に結成。ゴムパッチン芸で一世を風靡し、コマーシャルにも多数出演したが、ピースの副業が忙しくなり1989年に一旦解散。
田端グループの長であるホープは『ホープ劇団』の活動を本格化させる傍ら、水島びんと『コントSOS』を組むなどした。だがピースの副業がバブル崩壊で行き詰まり、ホープに詫びを入れて1996年に再結成した。
学生と教師の掛け合いから、生徒(ピース)に咥えさせたゴム紐を教師(ホープ)が引っ張り、「人生を噛み締めろ」等と説教しつつ、おもむろに手を離すパターンを基本に、ゴム紐を咥えた生徒がすかさず口を開き、教師に逆襲するというバリエーションがある。ゲストや客を相手に敢行する場合もあり、誰もが痛がることから察するに、実際に相当痛い模様。
近年では『東京新喜劇21』を共同座長として率いる他、従前ピン活動も展開中。苦労人のホープは浅草演芸界の取り纏め役として人望が厚い。またホープは旅番組のリポーターも数多くこなし、その場合は本名の城後光義で活動する。
2006年に公開された『トリック劇場版2』では、監督の堤幸彦が劇中に登場する教団「箱のユートピア」からゆーとぴあを連想したことから、同教団の幹部役に起用され、劇中「よろしくーねっ!」の挨拶ギャグや「ゴムパッチン」も披露した。