山本 高広(やまもと たかひろ、1975年2月19日 - )は、日本のものまねタレントである。福岡県北九州市出身。血液型A型。ワタナベエンターテインメント所属。福岡県立北九州高等学校卒業。ホテル勤務を経て、芸能界入り。現在は芸能活動と並行してショーパブなどでも活動している。
人物
- 俳優になりたくて上京するが、入団した劇団が小規模な劇団であったりして上手く行かず、俳優を断念。しかし、物真似が得意である事からお笑いの道へ進んだ。学生時代から先生等の身近な人物の物真似をしていた。
- 単に売れるために物真似を始めたと公言。インタビューでは「物真似対象は単なる飯のタネ」とも発言している。
- レパートリーは幅広いが、中でも特に織田裕二の物真似(2008年4月頃までは鼻の穴を大きく描くメイクを必ず施していた)で知られる。大手製薬メーカーの目薬のCMの物真似を主にする。織田の物真似を始めたきっかけは、高校時代に片想いをしていた同級生から一度だけ「織田裕二に似てる」と言われた事を覚えていたことから。
- 2008年6月4日放送の『爆笑レッドカーペット』では、織田と共演経験のある深津絵里の前で織田のものまねを披露。深津からは「そっくり」のお墨付きをもらっている。明石家さんまからは名前ではなく「織田君」と呼ばれる事が多い。各種テレビ番組などで「織田裕二が登場!?」という振れ込みから実際は山本が登場して笑わせるといった定番ケースも多く、山本の代表的な芸となっている。
- なお、織田裕二本人に許可をとった事はなく、2008年5月2日、日本テレビの『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』の番組内で住田弁護士に「織田さんからクレームはないのですか?」と聞かれた。それに対して山本本人が「まったくないです」と答えたところ、住田弁護士が「織田さんって心の広い方なんですね」と答えたやりとりがあった。
- 因みに織田の物真似中に発する「おまんたせ致しました」というフレーズは、元々北野武が全盛期に多用していたものである。
- また、織田裕二本人からは、『一過性ですぐにいなくなってしまうんじゃないか』『僕は笑えない』とはっきりと毛嫌いしているコメントを出している http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080702-00000031-sanspo-ent 織田裕二、自分のものまね「笑えない」(Yahoo!ニュース) 。
- 料理が得意で調理師免許を持っており、芸人になる以前はホテルの中華料理店で働いていたことがある。
- 売れっ子の現在も麻布十番にあるRitmoというショーパブで今でもライブを披露している。ブレイク以降徐々に太ってきており、本人はそれをネタに「メタボ来たー!」と叫んでいる。
- 『笑う犬の情熱』に出演していたときはアシスタントをやっていた。その時にはウッチャンナンチャンの内村光良などに織田裕二の物真似について指導を行っていたという(『ザ・イロモネア』での内村光良の発言から)。
- 日本テレビで下ネタを使った物真似を行い、この放送を見た視聴者から電話による抗議が日本テレビに殺到した。
- 2008年初頭にブログで物真似対象に対し失礼なことを書き痛烈な批判を浴びたため、ついに訂正を行いブログも改装した。