来歴・人物
日本大学芸術学部美術学科油絵卒業。1966年(昭和41年)日劇にて初舞台。父・三波伸介に鍛えられる。'''実は三波伸介のギャグ「びっくりしたなぁ、もう」は幼少時の伸一の口癖で、それを面白がった伸介がキャバレーのステージで使ったら爆笑になったと言う。
1982年(昭和57年)伸介の身の回りを命じられるが、その半年後に伸介が死去。18歳の時、石坂浩二ミュージカルエンタープライズ(後の劇団急旋回)の演出コース一期生に入る。19歳で石坂演出の「十二人の怒れる男」(パルコ劇場)に陪審員第5号役で出演。
その後、映画「まんだら屋の良太」に初主演。ドラマ、舞台と華やかに行くも、突如、旅回りに出る。1989年(平成元年)NHKの大河ドラマ「春日局」の松平伊豆守信綱役に抜擢され旅回りから戻される。
ドラマにたくさん出演しながら夜のクラブ・シーンで「パブロ三波」と名乗り怪しい歌手をして、また旅に出る。「スペイン帰りの謎の歌手」として東京パノラマ・マンボ・ボーイズにメインヴォーカルで参加。
2003年度後期のNHK連続テレビ小説「てるてる家族」では、父親をモデルにした「南伸介」役を演じ、本人そっくりと評判を取った。
FM大阪カレッジチャートで自ら歌った「ボンゴ天国」が一位になった。現在、喜劇専門劇団「萬天舘」の座長。
「2代目三波伸介」を襲名すべきの声も多いが、現時点では実現はなさそう。