人物
先天性多発性関節拘縮症(せんてんせい たはつせいかんせつこうしゅくしょう)のため、生まれたときから両手両足は使えない。本名の世多加は両親の初デートがニール・セダカのコンサートだったことからつけられた。
1994年6月、若手芸人コンテスト『すっとこどっこい』でデビュー。“史上初の身体障害者お笑いタレント”となった。
電動車いすに乗りながら、ステージ上で障害者による逆差別、障害者のセックス・排泄、障害者を見つめる他者の善意などを皮肉・風刺を込めて「お笑い」にするネタで知られている。昨今では時事ネタ・社会ネタも多数やり、芸の幅を広げている。
また、障害者の目線によるバリアフリー論や介護問題等の昨今の福祉問題をテーマにした講演も行っている。講演活動は、企業や自治体や学校等、幅広く展開している。
ビートたけしに心酔しており、初めてネタがテレビで放送されたのは、たけし司会の『ここがヘンだよ日本人』だった。また、たけしが監督した映画『Dolls』にも出演している。後にたけしとの対談集も発刊している。
自身の日常風景や自伝、エッセイなどをまとめた文章を残しており、多数の著作がある。ベストセラーとなった乙武洋匡の『五体不満足』では、『言語道断!―ホーキング青山自伝』と類似した内容が語られており、ホーキング青山は『笑え!五体不満足』中で、乙武洋匡による盗作を冗談交じりに示唆している。
2004年11月、ゲストに電撃ネットワークの南部虎弾と、コラムニストの中森明夫を招き、東京・銀座でデビュー10周年記念ライブ『十年十昔(じゅうねんじゅうむかし)』を開催。
2007年7月、春風亭小朝・笑福亭鶴瓶・立川志の輔ら「六人の会」主催の『大銀座落語祭2007』にて「ホーキング青山ライブ」を開催。
現在、"メジャー化計画"を掲げ、月一回のトークライブと年数回の単独ライブを都内で開催中。