概要
1983年に結成したホンジャマカは当初、男女混合の10人組お笑い芸人集団だった(ちなみに恵の妻は当時のメンバーの一人である)。やがてメンバーが減少していき、石塚・恵の2人だけとなったため、1989年にコンビ「ホンジャマカ」として再始動した。
元々、恵と石塚の体型はあまり大差がなく、いわゆる「デブタレ」同士のコンビだった(太っていた頃の恵の風貌は、同じようなマッシュルームカットだった電気グルーヴの石野卓球とそっくりだった)。そのためデビュー当時のキャッチフレーズは「大デブ小デブのホンジャマカ」。しかし、その後1994年ごろに恵がダイエットによって劇的に痩せ、石塚が相方の食事まで食べるなどしてさらに太った(自称。なお、石塚の項にもあるようにネタの可能性が高い)ことにより、現在ある姿の「デブと痩せのコンビ」になったのである。
ユニークな視点からの独特のコントには定評があり、バカルディ(現・さまぁ~ず)と共に1990年代初期の関東を代表するコンビとなった。「抑えの利かない田中君」などのショートコントは、ダウンタウンの松本人志も好きだったと語っている。
『関口宏の東京フレンドパークII』の名物コーナー「ハイパーホッケー」に長期間レギュラーで出演していることからも分かるように現在も安定したスタンスで活動を続けている。ハイパーホッケーでの勝率は約6割(2008年3月17日現在、473勝285敗)である。
ホンジャマカ単独でのイベントやライブも積極的に行い、人気を獲得してきた。現在は『東京フレンドパークII』や定期的に行っている舞台公演以外で2人が揃って出演することは少なくなり、石塚、恵それぞれ個人での活動に重点を置いている。石塚曰く「お笑いコンビではなく、ユニットである」とのこと。
2005年には、2人をモチーフにしたパチンコ機『CRホンジャマカのぐるぐるパーク』が大一商会から発売。パチンコホールでもお目見えとなった。