概要
小・中・高・大学、そして就職先と同窓だった同士で1984年11月コンビ結成。1985年1月、心斎橋の2丁目劇場で初舞台。コンビ名の『非常階段』の由来は、公称ではビルの非常階段で漫才の練習をしていたことからとされていたが、後に、好きだった同名のバンドから名付けたことが告白されている。ちなみにこのコンビ名は横山やすしに「しょうもない名前、聞くに及ばん!」とTV番組中でこき下ろされたことがある(一方でベタぼめされたのがハイヒール)。
コンビ2人が国立有名大学卒業というそれまでの芸人にはない異色の経歴であり、「高学歴芸人」の走りとなった(吉本の高学歴芸人は、後にロザンやオリエンタルラジオがいる)。当初はキレのいい漫才で新人賞を総なめにしたが、次第にギャグが滑る傾向が現れ、それを先輩芸人にちゃかされていた。が、トーク番組ではそれを逆に持ちネタにし「笑えない漫才師」を売りにするしたたかさもあった。
後述のとおりミヤコが早世したためにコンビ消滅。現在はシルク一人で活動中。