南部 虎弾(なんぶ とらた 本名:佐藤 道彦 1951年7月14日 - )は、コメディアン・パフォーマーであり、電撃ネットワーク(海外ではTOKYO SHOCK BOYSの名称)の一員である。旧芸名は南部 虎太(なんぶ・とらた)。愛称は南部ちゃん。
人物・エピソード
- 山形県鶴岡市出身。山形県立鶴岡南高等学校卒業、高崎経済大学中退。
- 黒澤明監督の『影武者』に端役で出演している。出演者クレジットは「南部虎太」となっている。
- デビュー当初のダチョウ倶楽部でリーダーだった。テレビ番組収録中、生意気な口をきいたところ受けたため、悪乗りして更に他の番組で生意気な口利きのギャグをやり、プロデューサーを怒らせてダチョウ倶楽部を強制脱退させられた。一方で、ダチョウ倶楽部の他のメンバーに電撃ネットワークで行っているような過激な事を要求するようになり、メンバー間の意見が割れ脱退したという説もある。ダチョウ倶楽部分裂には諸説あるが、本人達が答えるのを避けているようで、実際の理由は判然としていない。
- 現在のダチョウ倶楽部の3人による南部時代の回顧によると「夜中に突然上島竜兵の家に電話をかけ、『お前ビー玉飲めるか?』と聞いた」「コントの段取りを無視して奇声を上げて走り回ったりした」「『ハナクソ』のイントネーションに関する議論だけで打ち合わせが延々続いた」「いきなり『俺は久米宏になる!』と宣言した」そうである。
- ダチョウ倶楽部脱退後、電撃ネットワークに参加する。過激な体を張った芸で有名である。
- 海外では、特にオーストラリアを中心にトーキョー・ショック・ボーイズ(Tokyo Shock Boys)として活動し、知られている。海外での活躍はデイヴ・スペクターによるバックアップによるところが大きい。
- 安眠ベッドの通信販売番組に出ることもある。
- プロレスや格闘技イベントのプロデューサーとしても活動している。
- 2008年5月25日に自殺した川田亜子アナウンサーについて「そんな次元の悩みで自殺」「世間知らずで打たれ弱いお嬢さん」「ご愁傷様でした!」と自分のブログに書いた事が原因で、ブログのコメント欄に非難が殺到した。南部は当該記事とコメントを削除。この件に関して所属事務所クラフトワークは「ブログは南部本人に任せているので、事務所は一切関知していない」とコメントした。
持ちネタ
- 禅パワー…ビールなどの缶を額にくっつけるという不思議な芸。そのままグラスに注いだり、缶を凹ませることも。
- 福耳男…紙幣を耳たぶにステープラーで留めるという芸。