佐々木つとむ(ささきつとむ、本名:佐々木宏幸(ささき ひろゆき)、1947年 - 1987年9月4日)は、昭和後期に活躍したものまねタレント。
渥美清、高倉健、森進一、田中角栄等の物真似で人気を博した。ものまねタレント神奈月の師匠。
概要
- 昭和50年代のものまね芸人ではトップクラスの存在で、ものまね芸では田中角栄、大平正芳、三木武夫、春日一幸の4人の声を使い分けた"ロッキード麻雀"のネタや、ネタ落ちで出す渥美清のマネ「それを言っちゃ~オシマイよ」のフレーズが有名だった。
- はたけんじ、団しん也、堺すすむと共に"元祖ものまね四天王"と呼ばれていた。
- オフステージでは大変なギャンブル好きとしても知られていた。ギャラはその日の内に全部賭けては烏有にしてしまう事もしばしばで、多額の借金を抱えていたという。晩年の佐々木に師事していた弟子の神奈月も、借金取立人に神奈月自身の持ち合わせを取られてしまうなど、佐々木の借金にまつわる苦労について談話をしている。