来歴・人物
1945年、宮城千賀子の劇団「なでしこ劇団」に入り、京町唄子の名で舞台女優となる。俳優の浪花五郎と結婚するが5年で離婚。その後、1956年に鳳啓助とコンビ「唄子・啓助」を結成して漫才を始める。後、鳳と結婚するが1965年に離婚。現在の夫は4人目の結婚相手である。
1970年には唄啓劇団を旗揚げ、1980年代前半には一時、吉本興業と提携していたが、1987年、当時の所属事務所倒産に伴い解散。同年、京唄子劇団を設立。1997年、国際芸術文化賞を受賞した。
現在では、TBSのテレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で、岡倉家の五女・長子の姑本間(神林)常子役として知られる。
また刑務所への慰問活動も積極的に行っている。
トレードマークは大きな口で、漫才のネタとしてよくいじられていた。また大きな帽子を被ることが多く、その印象から未だにミヤコ蝶々に間違えられることがある。
大相撲の大阪場所を度々観に来ており、よくテレビに映っている。
2008年3月20日、大阪府立上方演芸資料館が選出する『上方演芸の殿堂』入り表彰を「唄子・啓助」で受けた 『http://www.asahi.com/culture/update/0320/OSK200803200029.html 京唄子・鳳啓助さんら上方演芸の殿堂入り 朝日新聞 2008年3月21日閲覧 。これに対して唄子は「表彰は身に余る光栄。亡くなった啓助さんも喜んではると思います」と語った。