概要
芸歴は長いものの、とちりの多さ、テンポや活舌の悪さが災いして中堅扱いのままくすぶり続け、2000年頃になってようやく、はるかのハゲ隠しの髪の毛ネタがきっかけにウケるようになった。
はるかの1・9分けとも言える髪の毛に向かって、かなたが「フーッ」と息を吹きかけると見事に地肌が顔を現し(実はかなり高度な技で、上手くピンポイントで吹きかけないと髪の毛が飛ばないらしい)、はるかが連獅子のごとく首を振るとそれが元に戻る、という一連の流れを特徴とする。
かなたが鞭代わりのスリッパで馬役のはるかを叩きまくる競馬ネタや、はるかが自慢の喉を披露する歌謡ネタなども持ち芸。
よゐこのヤングタウンで、有野晋哉が浪花座で見たメチャクチャおもろい芸人として紹介し、仲間内にも宣伝して回ったところ、めちゃイケ総監督の片岡飛鳥も同調し、同番組の笑わず嫌い王決定戦に起用された結果、全国区になった。よゐこのお陰で売れたことに恩義を感じ、それ以来はるかかなたの2人は、息子のような歳のよゐこの2人を師匠と呼ぶ。
2006年大晦日の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで・絶対に笑ってはいけない警察24時」では、はるかのみがヘリで登場。罰を受ける3人から笑いを取った。これに先がけて撮影された松本人志初監督作品「大日本人」にも、序盤の重要な役どころで出演した。