来歴
ものまね界に入る前は医療機器メーカーで営業マンをしていたが、会社の慰安旅行で一回だけのつもりで芸を披露したところ好評だったため、毎年ネタを披露することになった。一番ウケるのは社員のまねだったという。ラジオで若人あきらの歌まねメドレーを聞いて感動したことがきっかけで歌まねを始め、本格的にものまねに興味を持つようになった。
色々な人のものまねに挑戦し、ものまね番組のオーディションを受け始めたが落選続き。もう辞めようかと思っていたある日、自宅の風呂場で鏡を見ながらヒゲを剃っていた時に手元が滑って「イテッ!!」となった。その顔が五木ひろしにそっくりで、「これだ!!」と確信。まさにその瞬間が五木ひろしのものまねの誕生だった。
その後、五木ひろしのものまね一本でオーディションに挑み合格。演歌が苦手だったことから毎日ウォークマンをつけて歌の練習に励み、フジテレビ「第9回紅白そっくり大賞」で優勝した。ショーパブデビュー以降、昼は会社員、休日は地方営業と二足のわらじを履き、29歳の時に思い切って会社を退職。東京・新宿のものまねショーレストラン「そっくり館(やかた)キサラ」にはオープン時から出演している。
大阪の新歌舞伎座で、五木ひろし本人と同じステージで「夜空」を熱唱したことがある。