経歴
お笑いトリオ・ロバートを組む馬場裕之は幼稚園から高校まで同級生で、高校時代には親同士が同性愛ではないかと心配するほど仲が良かったという。遊び人を目指して2人でディスコに行った帰りに始発電車を待っている姿を同級生に目撃され、「ホモ説」が流れたこともあるという。
高校卒業後に上京。当初の目標は芸人ではなく、代官山で雑貨屋を経営することだった。しかし容姿やファッションセンスが代官山とは相容れず、雑貨屋の面接を次々と落とされ挫折。バイトをしているとき偶然に吉本総合芸能学院(NSC)東京校の広告を見て、馬場を北九州から呼び寄せて一緒に入学した。
秋山は最初、東京見物を名目に馬場を上京させた。帰りの旅費がなくなるまで馬場に金を遣わせ、「旅費を稼いでいけ」とビル清掃のバイトを紹介。20日間昼夜を問わずぎっしりとシフトを組ませ、バイト代が約20万円貯まったところで郵便局に連れて行き、NSCの入学金を振り込ませた。振り込みが完了した時点まで、馬場はNSCの話をいっさい聞かされていなかった。すべては相方を得るための秋山の策略だった。
「秋山・馬場」のコンビでは馬場がツッコミを担当していたが、すべてのツッコミでニコニコ笑っている馬場が秋山のボケを殺し別の笑いを起こしてしまうため、ちゃんとしたツッコミができる相方を探す。同期の板倉俊之(現インパルス)と「ゼナイル」というトリオを一時期組んでいた。だが板倉が元々ボケ志向であったため解散。その後たまたま1人でやっており、さらにツッコミだった山本博を入れてロバートを結成、現在に至る。
クイズプレゼンバラエティー Qさま!!の企画で取得した日本漢字能力検定3級の資格を持つ。